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ゲームの新作情報・攻略情報などを投稿していきます

タグ:HQGames

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2025-05-17

『ELDER GARDENミニ拡張:追加カードセット1』 ルール詳細

本ページは、『ELDER GARDENミニ拡張:追加カードセット1』 のカードごとのルール詳細となります。 同胞:隠遁者、ルイ 誰とも交わらぬこと、それこそが信仰の終着に至る鍵。 【同胞能力】 <a.古文書カードの使用>を1回行うたびに、手札の遺物カードを1枚選んで祝福置き場に置きます。この能力は、実行可能な場合は必ず実行する必要があります。 【心臓配置ボーナス】 《C. 探索》アクションを行い、探索カード置き場から、遺物カードと古文書カードの組を1 組選んで手札に加えます。 【同胞遺物カード】 1枚のカード(E)を入れ替えます。 《C. 探索》アクションを行い、探索カード置き場から、遺物カードと古文書カードの組を1 組選んで手札に加えます。このカードが祭壇にある限り、<a.古文書カードの使用>を1回行うたびに、2血を得ます。 同胞:先導者、マルザ マルザに導かれし人々は、共に歩み、そして共に最期を迎える。 【同胞能力】 あなたの各司祭は、獲得した移動力に関わらず、《A. 移動》アクション1回につき最大1マスしか移動できません。2以上の移動力を複数の司祭に割り振り、1マスずつ移動させることは可能です。なお、1回の手番中に複数回の《A. 移動》を行った場合、各司祭はそれぞれの《A. 移動》で1マスずつ移動することができます。 また、移動力を消費して司祭をマップ上に追加することに制限はありませんが、新たに出発した司祭は追加時に初期配置マスから1マス移動するので、その《A. 移動》中にさらに移動させることはできません。 あなたの司祭がマップ上から離れるたび、信奉者チップを1枚得ます。司祭がマップ上から離れるのは以下のときです。 【心臓配置ボーナス】 3魔石を得ます。 【同胞遺物カード】 1枚のカード(A)を入れ替えます。 《A. 移動》アクションを行います。この《A. 移動》によって司祭をマップ上に新たに配置した場合、任意色の1マナを得ます。司祭を2人以上同時に追加した場合でも、得られるマナは1マナのみです。 同胞:超越した者たち 人の限界を超え、超常なる儀を執り行う。全ては邪神の元へ至る為に— 【同胞能力】 あなたは同胞遺物カードを持たず、代わりに《超越カード》1枚を、ゲーム開始時に祭壇に配置して開始します。《超越カード》の配置位置は祭壇の下段のさらに下の段(上から見て4段目)となり、以下のルールに従います。 《超越カード》が配置されている場所が4段目となります。4段目のうち、どの位置に置かれていても問題ありません。 《聖典カード》を使用する場合は、《超越カード》と隣接させるように配置する必要があります。 このラウンドでは、1〜4の順に遺物カードをプレイし、図のように祭壇に配置していきました。 3のカードをプレイしたとき、表向きの遺物カードはこれで3枚になったので、4のカードをプレイする前にドクロを配置しました。 《超越カード》が置かれている4段目に、他のカードを配置することはできません。 《超越カード》が置かれている段よりも下にカードを配置することはできません。 【心臓配置ボーナス】 3血と2魔石を得ます。 【超越カード】 《D. 儀式》アクションで、《超越カード》も遺物カードと同様に使用できます。 ■儀式時の効果 5血と1魔石を支払い、赤・緑・紫のいずれかのマナ色を1つ選びます。 この《D. 儀式》中に他の遺物カードから生成したその色のマナを、 同数追加で得ます 。(その色のマナが2倍になります)。遺物カードから生成したが所持上限によって得られなかったマナも含みます。ただし、霊脈から得たマナは含みません。 このとき得たマナは、拠点による所持上限を無視して所持することができます(ただし、所持上限は7個までとします)。拠点による所持上限を超えて得たマナは、拠点コマの上にマナキューブを置いて管理してください。 赤マナを1つ持っている状態で、儀式アクションを実行しました。 赤の拠点は1件も建てていないので、現在のマナ所持上限は3です。 儀式アクションでは、1〜4の順で変換を行いました。 眷属:生気の宿る禁書 亡者の魂が宿りし彼の書は、認めた者に失われた叡知を授けるという。 眷属:吉兆を知らせる怪鳥 その鳴き声は祝福か、あるいは黙示の始まりか。 眷属:邪狼 夜の帳とともに現れ、理なき牙が魂を喰らう。
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2024-11-04

『ELDER GARDEN拡張:眷属との契約』ゲーム紹介

※ 「ELDER GARDEN」の拡張版 (拡張単体でのプレイ不可)の紹介ページとなります。 ELDER GARDENの通常版については以下URLでご紹介していますので、未プレイの方はぜひこちらからご覧ください。 やぁ、また会ったね── ELDER GARDENの世界に魅入られてくれたようで何よりだ。 邪神『エルダー』 の力に触れて心酔した君に、邪神の 眷属 も興味を持っているようだ。彼らの手助けを受けてみるといい。 なに、悪い話じゃないさ。悪い奴らじゃないとは言えないけどね。 邪神『エルダー』の復活を目指す旅路の中、君は邪神の眷属に出会った。彼らは君が真に邪神の信奉者たり得るかを試そうというのだ。 大地に眠る古き魂を呼び起こし、同胞を切り捨て、彼らの欲望は満たされる。それらの試練を乗り越えて初めて、眷属はあなたを認め(もしくは嘲笑い)、その力の片鱗を貸し与えてくれるだろう。 さあ、進め!捧げろ!何も恐れることはない!!全ては我らが神の為に!! 拡張「眷属との契約」内容紹介 新要素1「眷属」 眷属カード は、この拡張セットのメインとなる要素です。 眷属は 霊脈 に潜んでいます。 霊脈に拠点を構えることで眷属と契約でき、 それは段階的に、そして劇的に報酬をもたらします。 しかし強大な眷属を真に味方に付けて万全に力を引き出すには、膨大な アニマ を眷属に捧げることを以て、あなたの力を眷属に示す必要があります。 新要素2「アニマ」 アニマ とは、かつて人間の魂であったものが禁断の秘術により実体化したものです。アニマはオレンジ色の不気味な輝きを発し、周囲の空気を歪ませます。 アニマを得るためにあなたは新たに秘術に手を染める必要があります。 聖典 を用いた儀式を行うのです。 新要素3「聖典」 古代の秘術が記された邪教の聖典です。禁断の知識と恐怖に満ちたそのページには、大地に眠る者の魂を呼び起こし、アニマとして実体化する儀式の手法が記されています。 しかし儀式は当然容易ではありません。聖典は膨大な 血 (そして膨大な血を捧げるためのあなたの苦悩)を要求します。眷属を知る前よりもなお一層血を渇望することとなるでしょう。 しかしその膨大な血を捧げる苦悩の中、聖典に引きずられるのではなく己に従わせんとし自らの精神力と引き換えにその解読を進めることができれば、古代の秘術の深淵に触れ聖典からより強大な力を引き出せるようになることでしょう。 新要素4「試練」 貴方は邪神の眷属の存在を知ってしまいました。 彼らも貴方の存在を察知しています。契約する以前、ゲームの始まる時点から貴方を試してくるでしょう。 ゲーム開始時に試練が与えられます。 応えることができれば試練に応じた 報酬 を得ることができるでしょう。 あるいは課された重責を諦めますか。しかし眷属は容易に放棄することを許さず、達成できない試練の前でもがき苦しむことを強要します。塗炭の苦しみの果て、試練に屈したときに手にこびりついていたその血は……。 ユニークな追加カードたち 邪神の復活を目指す 同胞 や、 聖域遺物カード も拡張で追加しています。 ユニークな効果は、ELDER GARDENに慣れたプレイヤーにさらに悩ましく面白いゲーム展開を生み出してくれるでしょう。 その中から フェリックス をご紹介しましょう。 夢を旅するフェリックスにとって現実の認識が曖昧であり、自分の遺物にも執着がありません。旅する中で遺物を落とし、それは世界によって祝福されます。 遺物が1枚以下だったら何もできず詰んでしまう?__正解です。思うがままに彷徨い全ての遺物を失ってしまったら最後、全ての選択肢を失い二度と醒めることのない悪夢となるでしょう。 しかし聖域に辿り着いたとき、実質的に第二の旅が始まります。 フェリックスの 同胞遺物カード を紹介しましょう。 聖域に辿り着くと強大な能力を得る代わりに命を失う。当然の代償です。 しかし現実の認識が曖昧なフェリックスでは聖域に辿り着いた後、死して尚旅をします。 本来は膨大な準備をして手に入れる必要がある聖域遺物カードの中をフェリックスは旅し、様々な聖域遺物を模倣して味わうことができるのです! そのほか、 聖域遺物カード や イベントカード についても新たに追加しております。 最後に ここまでお読みいただきありがとうございました。 『ELDER GARDEN拡張:眷属との契約』は 11月16日(土) のゲームマーケット2024秋、 S-04「Head Quarter Games」 ブースにて販売開始予定です! 順次、 事前予約 や 詳細なルール公開 も行っていきますのでX(Twitter)をチェックいただければと思います! ELDER GARDEN 拡張『眷属との契約』商品概要 コンポーネント
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2024-04-12

『ELDER GARDEN』ゲーム紹介

「ELDER GARDEN」の世界へようこそ── あなたは古の邪神である 『エルダー』 を信奉する教団の指導者となり、エルダーの完全復活を目指す。 求めるのはエルダーの寵愛のみ。何かに迷っている暇はない。使えるものは全て使え。 信者から搾取し、供物を捧げ、ひたすら祈り、そしていつかはエルダーの膝元まで赴きその身を捧げるのだ! エルダーは無意識に何かを与えるのかもしれないが近付きすぎないように。体が持たない。近付くのならば、覚悟を持って。 危険と隣り合わせの世界で己の願いを叶え、 エルダー降臨の瞬間を見届けるのだ! ゲームシステム紹介 ※本記事に掲載された画像は全て開発中のものです。製品版のコンポーネントとは異なる場合がありますのでご留意ください。 魅力的なフレーバーと落とし込んだ多彩なアクション このゲームでは広いマップの中で 多彩なアクション を行い、 古文書 を読み解いたり自分自身の 信仰 を深めたり新たな 信者 を集めていきます。 一手アクションするたびに没入感に溺れ、 気付けば邪神再誕を願う信徒として手が止まらない ようになること請け合いです! 苦しく辛く、そして超爽快なアクションマネジメント ELDER GARDENでは各プレイヤーが 祭壇 を象りながらアクションを行います。 しかしELDER GARDENのアクションシステムの制約は苦しく辛く、頭を悩ませることでしょう。 1. 毎ラウンド、各プレイヤーはアクションをしますがその数は明確には決まっていません。できる限りアクションをし続けましょう。 2. ただし祭壇にはルールがあり、 表向きのカードは3枚しか置くことができません。 そのため普通は3アクションしか行うことができません……。 3. しかし祭壇に ドクロ を捧げたり、 エルダーの祝福 を受け祭壇のカードを裏向きにすることで さらに多くのアクションをすることができます。 アクションだけでも頭を悩ませる中で、さらにカードを裏返す・ドクロを得ることやそれを通じて得たアクションでさらに行動するという膨大な選択肢からなる難解さと深みこそが醍醐味です。 血の流れる祭壇アクション ここで1種類だけアクション内容の紹介をさせてください。 祭壇アクション は 血 をコストとして捧げることでそれを マナ に変えるというものですが、システムが独特で祭壇作りの際は注意しなければなりません。 上段でコストとした血は下に流れていき、下段のコストの支払いに充てることができるのです! しかし下段にない場合は本来そこに流れて使えるはずの血は無駄になってしまうのです。 さて、難しそう……と思いましたか? その通りです! ただそれだけ、祭壇を裏返したりドクロを置いたりして複数行動し、さらに多くの血を上手に流して儀式ができたときの爽快感は他のゲームでは得難いものでしょう。 果てしないリプレイ性(ゲームを彩る様々なカード) ELDER GARDENでは毎回異なるゲーム体験をもたらしてくれる要素が散りばめられています。 各プレイヤーはゲーム開始時に 同胞 を得て、その能力を活かしてゲームを行います。 誰が同胞となるかでその体験は大きく異なるものになるでしょう。 何よりELDER GARDENでは 膨大な枚数のカード が入っています。これらのカードが無限に新しい体験を与えてくれるでしょう。 そして── ゲームの終了までに邪神エルダーを完全復活させ、そしてその膝元に赴くのです。全てはその瞬間の為に──。 ここまでお読みいただきありがとうございます。 『ELDER GARDEN』は 4月27日(土) のゲームマーケット2024春、 E-01「Head Quarter Games」 ブースにて販売開始予定です! 後日、 事前予約 や 詳細なルール公開 も行っていきますのでX(Twitter)をチェックいただければと思います!
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2023-10-10

Head Quarter Gamesの紹介

Head Quarter Gamesとは? Head Quarter Gamesは、ゲーマーズゲームを中心に制作・情報発信を行うボードゲームブランドです。 慶應義塾大学公認サークル「Head Quarter Simulation Game Club」のOBを中心に活動しています。 これまでのHQ ゲームマーケット2017年秋、第一作として「Improvement of the POLIS」を販売しました。 リプレイ性の高いゲーマーズゲームを目指して制作した本作は高い評判をいただき、翌年のゲームマーケット大賞でエキスパート賞を受賞することができました。 その後、Asobition様から「Improvement of the POLIS」、またiello様から「Khôra: Rise of an Empire」としてリメイクしていただきました。 「Khôra: Rise of an Empire」 は2022年ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門のLong listにも選ばれております。 続いて、ゲームマーケット2018年春に「Marché de France」を販売しました。 本作はエリアマジョリティとハンドマネジメントを組み合わせた独特なプレイ感が特徴的で、こちらもAsobition様から「Religion」としてリメイクいただいております。 他にも、2018秋に「SINGULARITY」、2019秋には「Land」を販売しました。 これからのHQ 2023年10月より、合同会社Head Quarter Gamesとして活動しています。 現在、ゲームマーケット2023秋に向けて「ビブリオティカ」を鋭意制作中です。 4年ぶりの新作となるこのゲームは、タイムリープをテーマとして組み込んだ新感覚のワーカープレイスメントとなっています。 今回も最高の面白さでお届けできるよう仕上げてまいりますので、どうか楽しみにお待ちくださいませ。 また、私達はこれまでたくさんのボードゲームを数多くプレイしてきました。 それを通して得られた知見をまとめ、ゲームの紹介や攻略記事として順次公開していきます。 みなさんのゲーム体験がより豊かになるような情報をお伝えしていきたいと思いますので、こちらも是非チェックしてください。 会社概要 会社名:合同会社Head Quarter Games(ヘッドクオーターゲームズ) 通称:HQ Games(エイチキューゲームズ) Website: X (Twitter):